PP01606

長谷寺銅板法華説相図の研究(H)


片岡直樹 著/中央公論美術出版/2012/15x21/日/292P/9784805506875

 奈良・長谷寺の国宝・銅板法華説相図は、表面に『法華経』見宝塔品に基づく多宝塔や仏菩薩の彫刻を施し、27行273字の銘文を刻んだ作品である。美術作品(彫刻)と文字史料(銘文)を併せ持つ故、美術史のみならず日本史・書道史・仏教文学といった多くの分野の研究者の関心を集める本銅板を、彫刻様式・銘文解釈の両面からのアプローチで分析。従来になかった本作品の総合的研究であり、初の専著。

NT$ 5,400